2025年度 ふるさと納税の寄付件数が増減した自治体の割合
ふるさと納税ポータルサイトの草分けであり、契約自治体数で業界首位を誇る「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクは10月20日、外部からの不正アクセスを受け、445万件を超える会員の個人情報が流出したと発表した。寄付の申し込みが最大となる年末の直前に起きた大規模流出は、ふるさと納税市場全体に計り知れない影響を与えそうだ。27日時点で「ふるさとチョイス」のサービスは復旧していない。長期化すれば、同サイト経由の寄附申し込みが大幅に落ち込むことは避けられない。寄附者の他社ポータルへの大移動や、制度そのものへの不信感の高まりなど、市場の勢力図と先行きに深刻な影を落としている。市場では、昨今の物価高の影響で、ぜいたく品から日用品へのニーズがシフト。海産物が主力だった上位自治体が大幅に寄付額を減らす状況もある。