心拍変動解析から、愛犬の状態を可視化できる「イヌパシー」
近年、ペットテック市場の成長が著しい。ラングレスは22年1月、愛犬の状態を可視化でき、運動量を記録できる首輪型デバイス「イヌパシー」をクラウドファンディングに出品。目標額の721%にあたる500万円超の支援が集まるなど、注目を集めている。ペット用品のECを展開するオーエフティーでは、猫用の自動トイレの21年12月期の売り上げが、前期比で3倍以上になるなど、市場規模拡大の兆しが見て取れる。米国の調査会社が19年に発表したレポートによると、世界のペットテックの市場規模は、25年には20億ドルになると予測されている。ペットテック市場には、IoT技術を活用した、前例のない商品が続々と登場している。家電メーカーや、IT企業など、これまでペットに関連のなかった企業の参入も増えてきそうだ。