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2024年11月14日
新物流の到来か─。2024年のEC物流を表す言葉だ。単に荷物を保管して運ぶ従来までの物流の役割や在り方が変化し、システムや自動設備機器の活用、DX推進が広がり、これまでとは違う「新物流」が求められる時代となった。毎年変わっていくECのトレンドへの対応に加え、今後も続くとみられる人手不足や人件費の高騰などに対応する先を見据えた運営に着手する必要がある。物流企業の課題は山積みだが、各社を取材すると、「システム」「自動化」「SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)」が今後のキーワードとして浮かび上がる。
LINEヤフーの24年4―9月期(中間期)の国内ショッピング取扱高は、前年同期比4・5%増の8113億円だった。24年7―9月期(純第2四半期)における「ヤフーショッピング」の取扱高は同2・0%増だった。「ヤフーショッピング」も堅実に成長しており、坂上亮介上級執行役員CFOは「プロダクト改善に注力した」と話す。
国内ショッピング取扱高においては、継続してZOZOの増収が取扱高の拡大に寄与した ...
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楽天グループ(楽天)は11月6日、都内で自動配送ロボットによる小売店や飲食店の商品配送サービス「楽天無人配送」の提供を開始した。東京・中央区の晴海全域、月島、勝どきの一部(晴海周辺)のエリアで提供する。楽天として自動配送ロボットによる配送サービスを都内で提供するのは初めてだ。
楽天の無人ソリューション事業部 ヴァイスジェネラルマネージャー 牛嶋裕之氏は、「『楽天市場』などECが拡大し、フード ...
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