2023
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2023年9月21日

【おせち商戦】百貨店はECが主戦場に/早期販売に踏み切る企業も多数

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今シーズンのおせちECの販売開始日と売り上げ見通し
 おせち商戦がスタートした。百貨店のおせち商戦の主戦場は、年々ECへと移りつつあるようだ。昨シーズンのおせち商戦の売り上げのEC比率は、大丸松坂屋百貨店が47%、阪急百貨店が約60%だった。大丸松坂屋百貨店では、今シーズンのECでのおせちの売上高について、前年比21・2%増を目指すとしており、さらにEC比率が高まりそうだ。同社では、ユーチューブなどの動画広告を活用し、おせち商戦でEC売上高を伸ばしている。おせちの早期販売に踏み切る企業も増えているようだ。(関連記事2面)

クラシコム23年7月期/売上17%増の60億円/15周年企画やテレビ出演が奏功

 アパレルや雑貨のECサイト「北欧暮らしの道具店」を運営するクラシコムの23年7月期の売上高は、前期比17・4%増の60億6000万円だった。15周年キャンペーンやテレビ番組「カンブリア宮殿」への出演効果で過去最高の売上高を記録した。  D2C領域の売上高は、同20・4%増の58億5100万円だった。「北欧、暮らしの道具店」が22年9月に開店15周年を迎え、15周年記念のコンテンツや商品の提供を ...

ストリーム23年2―7月期/営業利益45・5%減/競争激化により粗利率が低下

 ストリームの23年2―7月期(第2四半期)のインターネット通販事業における営業利益は、前年同期比45・5%減の2億1700万円だった。右田哲也取締役は「昨今の光熱費や物価上昇により市場環境が悪化していく中、他社が家電製品を値下げしており、当社も販売価格を調整した。1商品における粗利率の低下が影響した」と説明する。  EC売上高は同14・8%減の127億5000万円だった。物価高騰の影響を受け、 ...
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