2024
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2024年5月9日

【住設訪販の採用動向】新卒・中途とも採用難が続く/2社は初任給30万円を提示

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各社の採用動向
 「総合職の給与体系を30万円にした」。この一文は、25年卒の新卒向けに住設訪販企業が提示したものだ。住設訪販業界にも賃金のベースアップの波が押し寄せるが、目的は人材獲得にある。人材確保がさらに難しくなっているからだ。各社は今年4月に入社した新卒社員の獲得はある程度進んだものの、25年卒の採用動向は厳しくなっているようだ。新卒採用が思うように進まない一方で、中途採用を強化する企業も増加。新規、中途ともに獲得競争がより増している。ただ24年、25年とも計画通りに採用を進める企業もある。採用の鍵はどこにあるのか。各社の動向をまとめる。

【ペットEC市場】ノウハウ生かし急成長の企業も/フード・用品など参入が相次ぐ

 異業種からペットEC市場に参入する企業が急増している。ペットEC市場の急拡大が背景にはある。ドッグフードは、一度の購入が定期購入につながりやすい商材といわれる。こうした強みがあるため、これまで健康食品や化粧品のECを展開していた企業などの参入が増えているようだ。現在、ドッグフードの業界では、「国産食材」や「人間用レベルの品質」がトレンドになっている。こうしたこともあり、これまで食品ECを行っていた企業や、食品加工のノウハウを持つ企業の参入も増えている。ドッグフードECでは、「ウェブ広告を回し、顧客を獲得し、定期購入につなげる」という流れが一般的だ。健康食品や化粧品のECで成功した企業が、ノウハウや成功事例を生かし、急成長するケースも出てきているようだ。ドッグフード以外の商材でも、大手を含め参入が相次いでいる。

ミスミグループ本社24年3月期/流通事業売上1.5%減/工場などの稼働率低下で

 ミスミグループ本社は、24年3月期における製造・自動化関連の設備部品や消耗品などを販売する流通事業「VONA事業」の売上高が前期比1・5%減(円ベースは同3・7%減)の1694億9700万円だった。営業利益は同14・4%減の141億2800万円。  日本売上は前年と横ばいで推移したものの、中国などのアジア諸国で工場の稼働率が下がって減収となった。  25年3月期におけるVONA事業の売上高は ...
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