2024
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2024年10月10日

【中堅NB各社】既存製品を生かした戦略で差別化/会員の負担を減らし、組織を再興

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サプリメント「Nightseron(ナイトセロン)」
 中堅ネットワークビジネス(NB)企業が、主力製品や既存製品の強みを生かした戦略に乗り出している。ペレ・グレイスでは、主力の美容液との併用でより高い効果が期待できる新製品を9月に発売した。QUALIA(クオリア)でも、既存製品のセット販売が成果を上げ、新製品の販売と愛用者会員が順調に伸びて、直近約4カ月の定期購入の売り上げが1・6倍に増えた。配合する素材や原料に一貫性を持たせた工夫により、新たな情報を理解してもらう必要がなく、会員の負担を減らしてリクルート支援にもつなげている。

【ジワリ拡大する医療用医薬品のEC】アマゾンの躍進は電子処方箋次第か

 医療用医薬品のECを可能にする、オンライン診療・オンライン服薬指導が拡大している。コロナ禍に規制緩和が進んだ同分野だが、アフターコロナにおいてもオンライン診療・服薬指導プラットフォームの利用者は緩やかに増加中だ。「病院や薬局の待ち時間が苦痛」「病院にはかかりたいが外出したくない」といったユーザーにとって、スマホやタブレットで自分の隙間時間に診察を受け、自宅に処方薬を配送してもらえるサービスは、ありがたい存在のようだ。こうしたプラットフォームの中心的ユーザーは、ITリテラシーのある30―40代。リピート性も高いようだ。7月にはアマゾンが、「Amazonファーマシー」として、処方箋医薬品のECを始め、注目を集めた。ただ、「Amazonファーマシー」は現状、電子処方箋を持つユーザーしか利用できない。電子処方箋の普及が今後どの程度進むかが、アマゾン拡大の明暗を分けそうだ。

ジュピターショップチャンネル/ラジオ通販に参入/顧客との新たな接点を創出

 テレビ通販大手のジュピターショップチャンネル(本社東京都、小川吉宏社長)は10月3日、ラジオ通販を開始すると発表した。TBSラジオの番組「爆笑問題の日曜サンデー」内でトークショーと通販コーナーを実施する。「今まで当社では実施してこなかったラジオ通販に参入し、顧客との新たな接点強化を図るのが狙いだ」(広報)と話す。  ジュピターショップチャンネルはこれまでテレビ、カタログ、EC、アプリで販売を行 ...
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