2024
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2024年3月14日

【生成AI革命前夜か】著作権侵害など課題も

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AI関連の法規制の直近の動向
 通販・EC業界の広告クリエーティブなどにおいて、生成AIの利用が広まりつつある。動画や画像の生成AIサービスが次々と発表されており、今後さらに、広告をはじめ、さまざまな場面でのAI活用が進むことは確実だろう。一方で、生成AIの利用に当たって、著作権侵害など、法的な問題は生じないのだろうか。弁護士2人に話を聞くと、故意・過失がなくても著作権侵害と判断されるリスクはあるようだ。文化庁は2月29日、「AIと著作権に関する考え方について(素案)」と題した文書についてのパブリックコメントの結果を発表した。3月18日には、この結果を受け、「AIと著作権に関する考え方について(素案)」が正式に発表される予定だ。生成AIは革命前夜ともいえる状況。AIの通販活用について、現状と「今後どうなりそうか」を取材しまとめた。

【CBDEC市場】法改正で参入急増の兆し/手軽な食品タイプなどが人気に

 23年12月6日に、改正大麻取締法が国会で可決成立したのを受けて、CBD市場にも変化が生じている。ECでCBD製品を展開する企業の中には、卸の問い合わせが急増している企業も少なくないようだ。CBDの原料販売やOEM供給を行う企業でも、同様の傾向が見られている。CBD配合のナイトドリンクをECで販売するバランスド(本社東京都)では、全国で数千店舗を展開する小売店チェーンから、テスト販売をしたいという問い合わせを受けたとしている。CBD関連のOEMを展開する吉兆堂でも、大手企業などから、「水溶性CBDで商品を作りたい」という相談が寄せられるケースが増えているそうだ。24年12月12日までには改正法が施行を迎えることになる。今後、CBDEC市場はさらに大きく変化していきそうだ。CBD市場のパイ争奪戦は、水面下で激化しつつある。

ティーライフ23年8月―24年1月期/売上微減、純利益49%減/仕入・配送費が増加、越境ECで回復狙う

 ティーライフの23年8月―24年1月期(中間期)における売上高は、前年同期比1・5%減の67億4800万円だった。テレビショッピング向けの卸売は伸長したものの、ECや物流事業の売り上げが減少した。仕入れ価格や配送コストの上昇により、当期純利益は同49・1%減の1億4000万円となった。小売事業では、越境ECを強化し、業績の回復を図る。  通販・ECを中心とした小売事業の売上高は、同10・5%減 ...
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