2019
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2019年9月19日

【ヤフーがZOZO買収】ECトップが射程圏内に/「PayPay」連携で急拡大狙う

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今回の買収の4つのポイント
 ヤフーは9月12日、ファッションEC最大手のZOZO(ゾゾ)を子会社化する方針を発表した。ヤフーはゾゾの買収により、国内における物販ECの流通総額が2兆円を超える見込み。国内EC市場で先行する「楽天市場」や「Amazon.co.jp(アマゾン)」と同規模になる。ヤフーの川邊健太郎社長は同日開催した記者会見で、「国内ECナンバーワンが現実的に射程圏内に入ってくる」と鼻息を荒くした。EC業界からも競合モールに対抗する狙いを指摘する声が上がっている。今後はファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」とスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」の連携を進め、流通総額のさらなる拡大を目指す。(関連記事を2面に掲載)

〈ケトジェンヌ〉消費者の虚偽申告の可能性も/OEMメーカーは製品の安全性を強く主張

 ダイエットサプリメント「ケトジェンヌ」について健康被害が急増しているとして、消費者庁が商品名の公表と注意喚起を行った件が、波紋を呼んでいる。現時点では、製品の製造工程や配合素材に、健康被害を生じるような、分かりやすい欠陥が見つかっていないからだ。主成分であるMCTオイル(中鎖脂肪酸)は、一般的な食品に配合されているメジャーな成分。MCTオイルが原因であるならば、ケトジェンヌだけに問題が生じるとは考えづらい。成分表示を見る限り、その他に配合されている素材にも一般的なものが多く、一見して、「危険な成分」が入っているようには見えない。しかも、製品を製造したOEM工場は、健康補助食品GMPの認証も得ている。健康食品の業界団体である(公財)日本健康・栄養食品協会は、原因究明を急ぐ構えだ。ただ、ここにきて、「健康被害相談急増の背景に、”勝手に定期購入問題”があるのでは」といぶかしむ声も、業界からは上がり始めている。

ゾゾ/新社長に澤田取締役/”脱トップダウン”を宣言

 ゾゾは9月12日、前澤友作氏が代表取締役社長を退任し、新たに取締役の澤田宏太郎氏が代表取締役社長兼CEOに就任したと発表した。澤田新社長は、「トップダウン経営から社員一人一人の力を生かす経営に移行する」と宣言。前澤氏の抜けた穴を社員全員で埋める。  澤田氏は「ゾゾタウン」の事業責任者として、マーケティングやデータ管理、顧客対応などを統括してきた。コンサルティング会社出身で、感性で動く前澤氏とは ...
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