大丸松坂屋百貨店の能登食材を使用したおせち〈一本杉 川嶋〉監修 和風おせち 二段
おせち商戦が始まった。百貨店のおせち商戦は、主戦場をECにシフトさせていっている。23年度のおせち商戦の売り上げを見ると、大丸松坂屋百貨店のEC比率は初めて50%を超えた。松屋は46%だった。松屋では今年度、EC比率6割を目指すという。受注の早期化も進んでいる。大丸松坂屋百貨店によると、市場がレッドオーシャン化する中で、ふるさと納税によるおせち購入が増加しているという。そのため、おせち関係者は、ふるさと納税のマーケットの動向も注視している。販路が広がる中、顧客層の開拓も進んでいるようだ。(関連記事を3面に掲載)