2025
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2025年12月4日

【中国W11】37兆円規模に/日本ブランドも健闘/日本企業、多くのカテゴリーで増収

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W11における中国の主要ECプラットフォームの累計売上推移
 2025年の、中国最大のECセールイベント「W11(ダブルイレブン、独身の日)」における、中国ECプラットフォーム全体の累計売上高が、前年比14・2%増の1兆6950億元(約37兆2900億円)となったことがこのほど分かった。ビッグデータ分析サービスを展開する星図数据(Syntun、シントゥン、本社中国)が発表した。近年苦戦を強いられてきた日本ブランドだったが、今年は健闘。多くのカテゴリーで前年に比べて増収となったようだ。

【激戦の宅配食EC市場】ナッシュは1・4億食を販売/クラダシが参入、Antwayは33億円調達

 宅配食EC市場の競争がさらに激化している。業界大手のナッシュは今年9月、冷凍宅配弁当「nosh(ナッシュ)」の累計販売食数が1億4000万食を超えたが、その伸びは緩やかになっているという。今後はデジタルマーケティングに加えてオフライン施策も強化する方針だ。フードロス支援のクラダシも資本業務提携を締結した日本郵便と共同で新たな宅配食サービスを提供する計画だ。手作りおかずの冷蔵宅配食サービス「つくりおき.jp」を運営するAntway(アントウェイ)は今年11月、約33億円の資金調達を完了し、成長投資を続けている。激戦区となりつつある同市場における有力企業の差別化戦略に迫る。

アスクル/ウェブ注文の受付再開/一部商品から対応、商品数を順次拡大

 アスクルは12月3日、法人向け通販サービス「ASKUL」において、ウェブサイトにおける一部商品の注文受け付けを再開した。10月19日にランサムウェア感染によるシステム障害が発覚し、通販サービスを休止していた。これまでFAX注文や一部サービスでのウェブ注文を再開していたが、今回、「ASKUL」のメインサイトでの注文受け付けを再開する。今後、順次、対応商品を拡大していくという。  アスクルは10月 ...
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