出典:Nint 分析ツール「Nint China データソリューション」などのデータを元に制作
今年の中国EC大型商戦「618(ロクイチハチ)」は前年に比べて盛況だった。日本ブランドの売れ行きも良かったようだ。同セールに参加した中国主要ECプラットフォームの累計GMV(流通総額)は、前期比15・2%増の8556億元(1元=20・3円、約1兆7132億円)だったと、ビッグデータ分析サービスを展開する星図数据(Syntun、シントゥン、本社中国)が発表した。財布のひもが固くなっていた中国消費者の「節約疲れ」が現れたのか、マーケットのトレンドが変化しつつあるようだ。成長を遂げた日本ブランドも多くみられた。中高価格帯品がマーケットの成長をけん引するようになっており、日本ブランドにとって追い風になるとの見方もある。