2024
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2024年10月3日

【CBD問題】低いTHC上限値に悲鳴も/改正大麻取締法、12月12日施行へ

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亀石克美氏
 CBD問題で、関連製品を取り扱う事業者から悲鳴が上がっている。24年12月12日に施行される「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律(以下改正大麻取締法)」の関係政令で、THCの上限値が、油脂・粉末で10ppm、水溶液で0・1ppmと、極めて低く設定されることになったからだ。「基準が厳しすぎる」「数値を管理できない事業者の撤退が相次ぐのでは」「輸入品を販売するのはかなり難しくなる」といった声が聞かれるようになっている。一方、「これまであいまいだったルールが明確になり、「参入の可否が判断しやすくなる」などと、上限値の設定を歓迎する声も聞かれる。CBDの関係者の中には、「今回の規制で新規参入は増えるだろうが、既存の事業者の半数以上が、撤退や事業縮小をするのではないか」と予測する人もいた。12月の施行をきっかけに、CBD市場は大きな変革期を迎えそうだ。

【「LINEギフト」の攻略法は】今期のGMVは42%増/出店者から攻略方法を分析

 「LINE」でギフトを贈ることができるソーシャルギフトサービス「LINEギフト」が成長している。24年3月期の「LINEギフト」の流通額(GMV)は前期比29%増だった。24年4―6月期(第1四半期)のGMVも前年同期比42%増と高い成長を遂げている。成長の要因について、LINEヤフーの嘉戸彩乃執行役員ソーシャルコマース統括本部長は「配送ギフトの需要拡大や、『母の日』『父の日』などのシーズナルイベントでの利用拡大などが関係している」と説明する。「LINEギフト」の現在地や今後の成長戦略、売り上げを伸ばす出店企業の秘訣などについて迫る。

アイリスオーヤマ/マーケットプレイス参入/サイトの利便性向上、10月下旬から出店募集

 生活用品の製造・販売を行うアイリスオーヤマ(本社宮城県、大山晃弘社長)は9月27日、子会社のアイリスプラザが運営する通販サイトにマーケットプレイス機能を導入すると発表した。12月初旬の公開を目指し、10月下旬から出店企業の募集を開始する。商品の購入やポイントの活用幅を広げ、利用者の利便性向上を図るのが狙いだ。  アイリスオーヤマの公式通販サイトとしてアイリスプラザが運営する「アイリスプラザ」は ...
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