2025
9 1 曜日
|ログインしてください 文字サイズ 
2025年8月28日

【訪販大手/食品宅配】現場のDX・省人化が加速/持続可能なビジネスモデル構築へ

*
「ヤクルトアプリ」
 訪問販売や食品宅配の販売員、配送員を抱える企業では、人材不足が長く経営課題になっている。業務は、配送と営業を兼ねた社員(販売員)もしくはスタッフが担うのが一般的だ。在宅率の低下に伴い、対面で受け取るよりも玄関先に専用ボックスに商品を入れる「置き配」も増えて、対面を強みにした営業提案は以前に比べて難しくなった。業務負担の軽減と人材の安定的な確保を目的に、こうした課題を解決するため、配送と営業業務を分業化する動きも出てきている。ヤクルト本社は今年3月から宅配顧客向けに「ヤクルトアプリ」を開始。スマホ決済機能も搭載し、ヤクルトレディ(YL)の生産性向上と業務負担軽減を狙う。生活協同組合(生協)も、従来型のドアツードアからイベントやウェブなどを活用した集客を強化。職員の負担軽減と分業化で人材確保に努めようとしている。

【ネットショップ実態調査2025】競争も過熱モール主体の企業に逆風も

 姉妹紙であるネット通販業界の専門紙「日本ネット経済新聞」は173社からEC事業の運営状況や課題などをアンケート調査した結果をまとめた「ネットショップ実態調査2025」を発表した。14分野に渡り、回答結果をまとめた42のグラフを掲載した。分野ごとに記者の分析や8人の専門家による見解も紹介している。本紙では、その一部を抜粋して紹介する。

オルビス25年1―6月期/売上高は3・3%増/成長率は鈍化、ECモールは20%増収

 化粧品通販のオルビス(本社東京都、山口裕絵社長)の25年1―6月期(中間期)の売上高は、前期比3・3%増の247億8500万円だった。前年同期比で売り上げの成長率は鈍化した。クレンジングオイルを拡販したことで単価が下がったが、一時的だとしている。ECモールなどの外部チャネルでは、前年同期比20・3%増となるなど大幅増収となった。  営業利益は同7・2%減の41億9400万円だった。自社通販サイ ...
ページのトップへ