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2026年1月1日
生き馬の目を抜く無店舗販売業界。通販・ECは競争激化、訪販も課題山積の状況だ。ただ、「老いたる馬は道を忘れず」とも言う。経験が正しい方向に導いてくれるだろう。いずれは市場に「ディープインパクト」を与える存在に、とは誰もが願うところ。馬車馬のように働いて働いて「はい、成功(ハイセイコー)」となればよいが、そう甘くはない。まずは「無事是名馬」を肝に銘じ、自分のペースで着実に歩みを進めたいところだ。AIの登場も含め、時代は激動している。流鏑馬(やぶさめ)の如く、「動き」の中で、的確に目標を射ぬく1年としたい。
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日本流通産業新聞はこのほど、無店舗販売企業の売上高(24年10月―25年9月の間に迎えた決算期が対象)を調査し、通販569社、訪販229社をランキングにまとめた。無店舗販売企業の上位50社で集計した合計売上高は9兆6031億2400万円となった。前回の上位50社の合計値と比べて、9・9%増と伸びている。前回の伸び率5・8%増に比べても、大きく伸びた。
上位50社のうち24社が増収、12社が減 ...
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25年は生成AIが大きな存在感を示し、仕事や日常生活に浸透していった1年だった。取材先に尋ねると、「生成AIを業務で使っている」と話す通販・EC事業者がほとんどだ。総務省が25年7月に公開した「令和7年版情報通信白書」によると、「企業における業務での生成AI利用率」は、日本では55・2%だった▼一方、Nint(ニント、本社東京都)は25年12月、EC事業に携わる担当者を対象に、「生成AIの業務利 ...
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