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2025年10月16日
エレコムの「V custom」シリーズのマウス
ゲーミングPCや、その周辺機器のメーカーがゲーム以外の市場へと展開を拡大するケースが増えている。子どものころから日常的にゲームをしてきた世代が、30~40代となったことで、「スペックの高いゲーミングPCで効率良く仕事をする」といったケースも珍しくないようだ。ゲーム業界で「SNS監視」や「メタバース」といったサービスを提供してきた企業の中にも、「ゲーム業界以外」へのサービス提供を企図する企業が増えているという。逆に、これまでゲーミング市場とは縁が薄いと見られていた、PC・周辺機器のメーカーが、同市場に新規参入するケースも増えている。マウスコンピューターは、ゲーミングPCのラインアップを強化。エレコムは、マウスやキーボードといった周辺機器の開発に注力している。ゲームはいまや、「ニッチなコンテンツ」から「老若男女が楽しむコンテンツ」へと変貌を遂げた。「ゲーム」と「ゲーム以外」の垣根を乗り越える商品・サービスが、今後も増えていきそうだ。
ベッドやナイトウエアなど寝具を販売するD2C企業や大手企業は、ECサイトとリアル店舗の相互利用を促すOMO(ネットとリアルの融合)施策を強化している。寝具D2CのKoala Sleep Japan(コアラスリープジャパン)は今年7月、国内初の常設店を開設した。リカバリーウエアのべネクスや、寝具大手の西川はECとリアルの顧客データの統合を推進している。寝具大手の昭和西川はECとリアル店舗の相互利用を促すために、店頭接客などを強化している。高単価で体験が重視される寝具販売企業のOMOの取り組みに迫る。
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アクシージアは10月9日、中長期経営計画の説明会を開催、2030年7月期に、売上高250億円、営業利益率16%を目指す方針を示した。26年7月期~28年7月期の3カ年は、日本への投資強化を行うフェーズに位置付けるという。当面はリテールを重視しつつも、ECを含め多面的に販路の拡大を図るとしている。
同説明会では、23年7月期~25年7月期について振り返りつつ、30年までの目標や成長戦略について ...
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