一般社団法人ジャパンEコマースコンサルティング協会・川連一豊代表理事
米Googleは5月20日にAIを活用した新たな共通カート「Universal Cart(ユニバーサルカート)」を発表した。Google検索やAIアシスタント、動画サービスなどを横断して商品を一元管理し、価格追跡や在庫通知、決済まで支援する新たなサービスだ。AIエージェントがユーザーの買い物を代行するエージェンティックコマースの普及に向けて、また一歩踏む出した格好だ。一方で米OpenAIは今年3月、生成AI「ChatGPT」の会話画面内で直接商品の決済・購入を完結できる機能「Instant Checkout(インスタントチェックアウト)」を廃止すると明らかにしている。AI大手の方向性が二分する中、エージェンティックコマースのEC業界に与える影響に変化はあるのか。識者の意見を聞き、対策などを分析する。