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2024年12月5日
「ZOZOTOWN」商品取扱高と増減率の推移
ファッションECモールの市場環境が厳しさを増している。ベルーナは12月3日、ファッションECモール「RyuRyumall(リュリュモール)」を25年3月末でサービスを終了すると発表した。クルーズショップリストが運営するファッションECモール「SHOPLIST(ショップリスト)」は成長の限界を認め、グループの主力事業から外す決断をした。「リアル回帰」「暖冬」「格安ECの台頭」など厳しい環境の中での戦いが続く。最大手の「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」はコスメなどの商材拡大や、広告事業の強化で収益力の向上を図っている。「LOCONDO(ロコンド)」は「MAGASEEK(マガシーク)」を買収し、圧倒的2位の地位を確保しつつ、次の戦略に進もうとしている。
中国EC市場の拡大が続いている。中国最大のECセールイベント「W11(ダブルイレブン)」における、中国ECプラットフォーム全体の累計売上高(24年10月14日~11月11日の売り上げを集計)は、前年(23年10月24日~11月11日の売り上げの集計)比26・6%増の1兆4418億元(約30兆円)となったと、ビッグデータ分析サービスを展開する星図数据(Syntun、シントゥン、本社中国)が発表した。特にライブ配信プラットフォームが急成長を続けているという。一方で、日本ブランドの中には、苦戦を強いられたケースも少なくなかったようだ。
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ポーラ・オルビスホールディングスは11月27日、同社グループの新役員人事を発表した。25年1月1日付で、オルビスの代表取締役社長に、現DECENCIAの代表取締役社長の山口裕絵氏が就任する。現オルビス社長の小林琢磨氏は、ポーラの代表取締役社長に就任する。ポーラの及川美紀社長は退任する。
山口氏は、新卒でポーラに入社。商品企画部の部長などを担当した。日本初のシワ改善薬用化粧品「リンクルショット ...
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