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2024年11月28日

【訪販・食品宅配の中間決算】業績堅調も販売員減は加速/「年収103万円の壁」の動きに注視

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「Yakult(ヤクルト)1000」販売本数
 訪問販売や食品宅配企業の24年4―9月期中間決算が出そろった。コロナ需要の反動で売り上げはマイナスや横ばいが目立つ。販売員の確保が厳しさを増す中、業績が堅調な企業もある。ヤクルト本社ではコロナ禍に大ヒットした「ヤクルト1000」が踊り場を迎え、ワタミでは、冷蔵の宅配弁当に代わり、冷凍事業が売り上げをけん引する。働き手不足はさらに進み、「ヤクルトレディ」は半年前から422人減って3万2016人に、ワタミの「まごころスタッフ」は1年前より792人減って6012人となった。議論が進む「年収103万円の壁」の見直しについて企業は注目するものの、販売員の取り合いになる可能性を懸念する声もある。

【ファッションEC売上高ランキング発表】リピーター育成が鍵/格安ECやリアル回帰影響で苦戦か

 本紙の姉妹紙であるEC業界の専門紙「日本ネット経済新聞」はこのほど、「ファッションEC売上高ランキング」をまとめた。ランキングには上位150社を掲載しているが、本紙では上位50社を紹介する。  ランキングでは増収企業が目立つ一方、リアル回帰による成長鈍化も多いという、昨年と同様の傾向となった。  増収した企業に要因を聞いたところ、リピートの促進や顧客単価の向上に向けた取り組みが奏功していると ...

ハルメクホールディングス/アナログ強化で安定成長へ/将来見据えデジタルに先行投資も

 シニア向けの女性雑誌「ハルメク」を発行するハルメクをグループに持つハルメクホールディングス(HD)は、アクティブシニアをターゲットとした今後の成長戦略として、アナログな販売手法をより強化する。65歳以上のアクティブシニアに対して、アナログな方法で販売する「アナログ×アクティブシニア」事業の安定的な成長を目指す。店舗展開や商品カテゴリーなどを強化する方針だ。  ハルメクHDは現在、「ハルメク」に ...
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