2025
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2025年9月11日

【『健全性』問われる住設訪販】行政処分や消費者相談が増加/「健全な事業」で負のサイクルから脱却

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住設関連の行政処分
 営業職のニーズ低下や人手不足、販売チャネルの多角化など業界を取り巻く環境の変化に対応するため、住設訪販企業が健全な営業活動に取り組む一方、特定商取引法を無視した営業行為を行う「悪徳業者」が依然目立っている。行政処分や消費者相談の増加は、業界全体の信頼性にかかわる問題となっている。負のサイクルを断ち切ろうと、法令順守のもと健全に訪販事業に取り組む企業も多い。顧客対応だけでなく、ルールを守らない住設事業者にも目を配った対応もみられる。

【治療食・介護食ECの顧客接点】病院紹介が主もウェブに注力へ

 治療食・介護食のECへの集客は、病院など医療施設からの紹介がメインだ。しかし、自宅療養になったり、介護施設に入居できなかったなどの事情から、患者自身が探さざるを得ないケースも出てきている。医療施設を介さずに利用者との接点を作り、ECへの流入を増やすための戦略を練り上げる必要性が増してきている。

スピック25年3月期/売上は6%増の58億円/「Lypo―C」のEC売上は半分以上

 サプリメント「Lypo―C(リポシー)」を展開するスピック(本社神奈川県、芝田崇行社長)は、25年3月期の売上高が、前期比6%増の58億円だったことを明らかにした。主力ブランドである「Lypo―C」が、売上高の約8割を占め好調な成長をけん引したとしている。同ブランドのEC売り上げは、全社売り上げの半分以上を占めているという。  同社の「Lypo―C」は、高い吸収率と安全性が評価され、美容意識の ...
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