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2026年3月19日

【再成長する通販企業】アイリスは戦略転換でV字回復/アスクル、イーザッカも復活へ加速

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グランプリ受賞後に取材対応したアイリスプラザの岩崎亮太社長
 アイリスプラザは今年、「楽天市場」「ヤフーショッピング」「au PAY マーケット」の各アワードで表彰されている。「au PAY マーケット」の「BEST SHOP AWARD 2025」では、総合グランプリを獲得した。受賞の背景には、コロナ禍後に家電から日用品(消耗品)に注力商材を変更する決断があった。環境変化に柔軟に対応し、周囲を巻き込む戦略転換が成功した。ランサムウエア攻撃によるシステム障害の被害を受けたアスクルや、経営破たんから再起を図る「イーザッカマニアストアーズ」も、復活に向けた取り組みを加速する。通販業界で巻き起こる復活劇に迫った。

【景表法の措置命令が激減】確約手続導入が主な要因か?

 景品表示法に基づく措置命令の件数が激減している。24年10月1日施行の改正景品表示法で、「確約手続」が景表法に初導入されたことが主な要因のようだ。確約手続の導入前は、2016年度(16年4月~17年3月)以降、新型コロナの影響を色濃く受けたと見られる20年を除きほぼ毎年、年間の措置命令件数が、40件を超える水準で推移していたが、24年度は26件に減少。25年度の措置命令件数は、26年3月17日時点で、わずか10件にとどまっている。一方で25年度の確約手続の件数は8件(3月17日時点)となっている。確約手続は、景表法における行政処分の”主軸”の一つになってきているようだ。

オルビス25年12月期/売上高4.3%増の502億円/モールなど外部チャネルが二桁成長

 化粧品通販のオルビス(本社東京都、山口裕絵社長)の25年12月期の売上高は、前期比4・3%増の502億3900万円だった。「オルビス ザ クレンジングオイル」など新製品が奏功し、ECモールなどの外部チャネルが、大きく成長。外部チャネルは前期比26・1%増収した。  戦略商材として発売した「クレンジングオイル」は、美容雑誌や美容サイト「@(アット)コスメ」などの媒体での高評価が後押しした。直販、 ...
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