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2024年4月11日

【拡大する冷凍宅配食】ナッシュは8000万食突破/配送の難題解消でLTV向上へ

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Oxxxの黒瀬優作社長
 冷凍宅配食市場が拡大している。冷凍宅配食サービス「nosh(ナッシュ)」を運営するナッシュ(本社大阪府、田中智也社長)はサービス開始から約6年間で累計8000万食を販売した。イングリウッド(本社東京都、黒川隆介社長兼CEO)が手がける「三ツ星ファーム」も、サービス開始から2年半で、累計1000万食を販売している。冷凍幼児食のD2C「mogumo(モグモ)」を展開するOxxx(オックス、本社福岡県、黒瀬優作社長)は、24年2月期の売上高が前期比約7倍になったという。各企業の状況を見ても、販売食数は堅実に右肩上がりで推移している。有力企業の販売成功戦略について迫る。

しまむら24年2月期/EC売上は72億円/前期比74%増、3年後1・5倍へ

 しまむらの24年2月期におけるEC売上高は、前期比74・8%増の72億4000万円だった。期初計画の売上高50億円を大きく上回る着地となった。新たに発表した中期経営計画では、27年2月期にEC売上高を現在の約1・5倍となる110億円まで拡大する計画だ。  EC事業において、売れ筋商品の再販による受注生産の拡大や、新たな商品ラインの取り扱いにより、売り上げを伸ばした。ECサプライヤー納品と呼んで ...

アダストリア24年2月期/EC売上10%増/福田会長「最高業績の背景にECの結実」

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