2024
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2024年4月18日

【NB中堅各社】人材育成にトレーニング強化/”学び”要素取り入れ、付加価値を提供

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NB企業のトレーニングについての取り組み
 中堅ネットワークビジネス(NB)主宰企業で、会社が主体になり新たな人材育成トレーニングを取り入れて組織を拡大する動きが活発化している。ペレ・グレイスは8月から初めてとなる国内宿泊研修を開始。QUALIAは1月から東京と大阪で500人規模のトレーニングを始めた。ビジネストレーニングに加え、専門家を招いて学びの要素を取り入れる企業もある。NBでは、会員と直接の雇用関係がないため、組織のマネジメントはリーダーに委ねられる傾向にあった。一方で、トレーニングがリーダーの負担となったり、属人化にもつながったりする懸念があった。主宰企業がコンプライアンスを担保したトレーニングを取り入れる企業が増えてきている。

【拡大を続ける越境EC市場に商機】円安背景に日本企業の海外進出に拍車

 経済産業省が公表した「電子商取引に関する市場調査」の推計によると、21年の世界の越境EC市場規模は7850億ドルだった。30年には、7兆9380億ドルにまで拡大すると予想されている。そんな中、円安の影響もあり、日本企業の海外進出に拍車がかっている。インバウンドも狙い目だ。人口減による日本市場の縮小が目前に迫る中、「中長期的な成長を見据えたとき、日本企業にとって、海外進出は避けて通れない選択肢となってきている」(EC事業者)との声もある。

ファーストリテイリング23年9月―24年2月期/ユニクロECは減収/ジーユーは大幅増収に

 ファーストリテイリングは4月11日、23年9月―24年2月期(中間期)の決算を発表した。ユニクロのEC売上高は前年同期比6・3%減の743億円だった。ジーユーのEC売上高は、大幅な増収となった。冬物商戦で明暗が分かれたという。  ユニクロのEC化率は、同0・7ポイント減の15・3%になった。シーズン初めの9~10月や、12月に気温が例年よりも高く推移し、冬物需要が高まらなかった。暖冬にマッチし ...
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